電話応対では、第一声の名乗りが大切なのは言うまでもありません。

ですが、もうひとつ大きなポイントとして、最後の締めくくりの大切さも忘れてはいけません。

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最初と最後が印象を左右する

電話応対では、最初と最後が全体の印象の3割を決めてしまうほど重要なポイントになります。

とくに、取引先との電話応対はその時だけではなく、ずっと続いていくもの。

信頼感を深め、次回の電話の応対をしやすくするためにも、最後の締めくくりは非常に大切です。

気を抜かずに心をこめて締めくくりましょう。

最後の締めくくりの言葉は、基本的に、

■ありがとうございました

■失礼いたします

■よろしくお願いいたします

この3つのフレーズを組み合わせて使います。

 

女(笑顔)

ありがとうございました。失礼いたします

 

男(ふつう)

ありがとうございました。よろしくお願いいたします

 

女(ふつう)

失礼いたします。ありがとうございました

 

このようにすると、相手に丁寧な印象を与えることができます。

しかし、挨拶は毎回するものですから、いつも同じでは機械的になってしまうことも。

そうならないように、時には状況に合わせてアレンジしてみましょう。

 

女(笑顔)

お忙しいところ、ありがとうございました。失礼いたします

 

男(ふつう)

お電話ありがとうございました。失礼いたします

相手が切るまで待つ

電話応対では、「かけてきた方が先に切る」のがマナーです。

必ず相手が切ったことを確認してから、こちら側も切りましょう。

こちら側がかけた場合は、最後の挨拶をしたあと、静かに切ります。

間違っても絶対に「ガチャ」と音をたてるような切り方をしてはいけません。

まとめ

電話応対は顔が見えない言葉だけのコミュニケーションです。

最後の締めくくりの挨拶まで気を抜かずに応対しなければ、すべてが台無しになることもあります。

次の電話応対をしやすくするためにも、最後の締めくくりまで心を込めて挨拶し、切ったあとも相手に良い印象を残すようにしましょう。