自分ではきちんと応対しているつもりでも、相手に不快感を与えてしまう話し癖というものがあります。

その中のひとつが「語尾のび」です。

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語尾のびは印象を悪くする

 

※語尾のびとは・・

 

女(発言)

あいにく●●は外出しておりましてぇ~

 

男(発言)

配達日は10日ということでぇ~

 

このように、語尾が「~てぇ~」、「でぇ~」、「ですぅ~」など、語尾の母音がだらしなくのびてしまう言い方です。

「語尾のび」がなぜ悪いのか?

プライベートの場ならば良いのですが、ビジネスは常に迅速な情報の伝達が要求される場です。

とくに電話応対は、言葉だけなので、語尾のびのような話し方をされると相手はイライラするものです。

語尾のびは、幼稚、素人、不慣れさを感じさせてしまい、せっかくきちんと応対できているのに、最後の語尾のびが印象を台無しにすることも。

さらに、語尾のびで話されると、相手はまだ話の続きがあるのか?と待つことがあります。

しかし、次の言葉はなく、相手は自分が話す番なのかと気づきます。

このように語尾のびの話し方は相手にイライラ感と、だらけた感じを与えてしまうことになり、良くありません。

語尾のびの原因

語尾のびの原因のひとつに口呼吸があります。

口呼吸が習慣になっていると、口をそのまま開けた状態で話すことになり自然と語尾がのびてしまいやすくなるのです。

もうひとつの原因が「会話の自信のなさ」。

人は会話に自信がないと、相手に察してもらうような語尾になりがちです。

ビジネスの電話で、自信のないような応対をされることは相手にとって非常に不安なものです。

語尾はスッキリ!

では、どのようにすれば良いのか、先ほどの語尾をスッキリさせてみましょう。

 

※あいにく●●は外出しておりましてぇ~

女(ふつう)

あいにく●●は外出しております

 

※配達日は10日ということでぇ~

男(ふつう)

配達日は10日です

 

このように、自信をもって、語尾はスッキリと切りましょう。

たったこれだけのことですが、語尾にほんの少し気を配るだけで、相手に信頼感を与え、印象をグンと良くすることができるのです。

まとめ

語尾のびは多くの人にみられる癖です。

とても出やすい癖であり、「語尾は口を閉じる」と意識しなければいつまでたっても治りません。

語尾のびの電話応対は思っている以上に自分の印象を下げてしまう癖です。

つまり、とても損をしてしまう癖なのです。

とくに営業電話の語尾のびは相手に信頼感をもってもらえず、たったこれだけのことが致命傷になりかねません。

語尾は口を閉じて、しっかり切って、力強く応対しましょう。

たったそれだけで、あなたの電話応対の印象がグンと良くなります。