アポイントはどうやったら上手に取れるでしょうか?

電話をかけるベストな時間帯を選ぶ」の記事で書いたように、午前中の早い時間帯に電話をすると効果的です。

ですが、他にもアポイントの承諾率を上げるテクニックがあります。

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相手を誘導させる質問

アポイントを取るときのように、相手にOKをもらいたい場面で使えるのが誘導質問テクニックです。

アポイントはこちらから依頼するわけですから、相手の都合に合わせるのが基本的なマナーです。

しかし、予定が埋まっていて、なんとか自分の都合の良い日に決めたいときもありますよね。

 

※そのようなとき、普通ならば・・

男(発言)

○月○日はいかがでしょうか?

 

と、相手に判断を委ねる提案をしますよね。

しかし、この提案の仕方では、相手がちょっとでも面倒だなと思ってしまうと、簡単に断られてしまいます。

 

シニア(こまる)

その日はちょっとねぇ・・・

 

このように、どうしてもアポイントを取りたい場合に、相手に判断を完全に委ねてしまう言い方では、NOと返事される確率が高くなるのです。

事実について聞く

では、どういう言い方をすれば良いのでしょうか?

まず、許可をもらう、という発想から離れて、相手の当日の状態を確認するだけの質問にします。

 

男(ふつう)

○月○日はいらっしゃいますか?

 

このように、「いるのか、いないのか」というシンプルな事実を聞かれると、とっさに嘘などはつけず、正直に事実を答えるものです。

 

シニア(発言)

いますよ

 

※そこで、すかさず、

男性(笑顔)

では、その日の何時ぐらいがご都合よろしいでしょうか?

 

と提案すれば、ほぼ、アポイントはその日に決定することができるでしょう。

自然な流れで

会話というのは、質問の仕方によって話の方向性をガラリと変えることができます。

相手にOKをもらいたい場面では、「いいえ」と答えにくい質問をしていきましょう。

しかし、気をつけたいのは強制的にならないことです。

人は命令されることを嫌うもの。

上手な誘導質問とは、相手に「自分が決めた」と思ってもらうことが大切です。

あくまでも自然な流れで、こちら側のペースにもっていくようにしましょう。