男(泣く)

家族や友達との電話なら全然平気なのに会社の電話は苦手なんだよな・・

はい。でも、それは当たり前のことなのです。

だから大丈夫ですよ。

確かに会社での電話は「ビジネス運営」という目的があります。
なので家族や友達との電話のようにはいきません。

だからまず、「緊張するのがフツー!」という考えをもちましょう。

すべてはそこから始まります!

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緊張するということは素晴らしいこと

 

男(困った)

間違った対応してしまったらどうしよう

 

女(困った)

仕事ができない人間だと思われてしまったらどうしよう

 

会社の電話が鳴るのが怖くなり、そして受話器をとるたびに怖くて仕方ない。

そう思うとますます緊張していくものですよね。

しかし、その緊張感の裏には・・

「上手に電話応対をしたい!」という仕事に対するあなたの真剣な気持ちが隠れているということなのです。

つまり、「緊張する」というストレスを抱くことはあなたがそれだけ必死に真面目に仕事に向き合っているということなのです。

そして、この緊張というストレスがあるのは、もっと成長ができる!という証。

 

男(ふつう)

緊張ぜんぜんOK!!

 

そんな自分を認めて、むしろ「頑張ってるよな!」と褒めてあげましょう。

話ベタはあなたのせいではない

世の中を見渡すとスラスラと会話を楽しみ、他人と気楽にコミュニケーションをとっている人はたくさんいます。

しかし・・

 

女(なく)

私は口ベタで、コミュニケーション能力ないし・・

 

そう思っている人も非常に多いもの。
あなただけではありません。

しかし、それはあなたのせいでそうなったのではないと気づく必要があります。

なぜなら、日本は欧米とちがい、「読み、書き、計算」という受け身の教育がベースだったからです。

そんな教育をずっと受けてきた私たちは「相手を目の前にして自分の意見を言うという自己表現力」に乏しくて当然。

このような環境でも、「話ベタ」、「コミュニケーション障害」を乗り越えたという人は、後天的に自力でスキルを鍛えた人だといえます。

だから、「私は話ベタだから・・」とあきらめてはいけません。

さらに・・

 

男(困った)

電話の応対すら苦手なんてマジ情けない・・

 

などと自分を責めないでください。

「会話」というスキルが後天性のものだとすれば、誰だって乗り越えることができるということなのです!

心の言葉を声にする

では、どうしたら会話上手になれるのでしょうか?

まずは、対面しながら話していても緊張しない家族を相手に練習していきましょう。

私たちは思ってる以上にじつは家族と会話を交わしていないものです。

「おはよう」「いってきます」「ただいま」「お帰りなさい」「ご飯できたよ」「ごちそうさま」「おやすみなさい」

このような毎日の形式的な会話いがいにも、心に思っている言葉はたくさんあるはずですよね?

それらの言葉を口から声に出して発してみましょう。

そして、じょじょに家族から、友人へと言葉に出していく相手の輪を広げていきます。

会社内での話せる場に加わる

ビジネスでの電話応対に自信をもつには、なによりまず社内での会話力を身に付けることです。

緊張しない家族や友人を相手に、心に思ったことを言葉にすることにじょじょに慣れてきたら、次は、勇気を出して、会社内の話せる場に加わっていきましょう。

しかし、会社内の人は、当たり前ですが、家族や友人と違い、緊張感が走ります。
とくに先輩、上司に対してはそうですよね。

そこで、コツがあります。

それは、話し合いの内容が、あなたが得意としている分野、また実体験がある内容ならば、思い切って発言してみることです。

とくにビジネスの運営において、あらゆる資料を元にした話し合いよりも、実体験を元にした方がわかりやすく、そして優位に運ぶものです。

社内での議論、会議などの話し合いの場での話題が、あなたの得意な分野に移ったときは、勇気を出して、発言してみましょう。

誰でも自分の得意なこと、実体験にもとづいた内容ならば、いつもより心に思っている言葉を出しやすいものです。

そこでまた「失敗しないだろうか?」とか「でしゃばりすぎだと思われないだろうか?」という思いが出るのならば、いっそ、それを前置きにしてしまいましょう。

 

男(発言)

まだ考えがまとまっていないのですが・・

 

女(発言)

参考までにちょっと言わせてもらっていいですか?

 

など、まず、話す相手に対して、先に伝えてしまうのです。

周りは、そんなあなたに対して、「自信のなさ」や「でしゃばり」だとは思ったりしません。

むしろ、「謙虚さ」、「前向きな姿勢」として受け止めてくれます。

さらに、このように、「うまく話せないかもしれない」ということを、前置きしておくコツは、相手の顔が見えない電話応対のときにも落ち着いて話すことができる秘訣になります。

体験の積み重ねは自信を生み出す

このように、まず社内で自分の言葉を外に出すことができるようになっていけば、それが自信へと実を結んでいくでしょう。

あなたのビジネス会話スキルは確実に上がっていっていきます。

さらに次は、外部のビジネス関係の人たちを相手にスキルを磨いていきましょう。

大切な取引先、お客さまなど・・

社内の人よりも、さらに慎重な会話スキルが要求されるため、緊張の度合いが増します。

話し方、聞き方のハードルがグッと上がります。

しかし、先述したように、「上手に電話応対したい」という気持ちはあなたの仕事に対する真剣な気持ちの表れなのです。

その緊張感を「自分を向上させるため」の良いストレスだと考えて前進してみてください。