相手によっては、なかなか用件の本題に入ってくれない人もいます。

とはいっても、電話応対は相手を中心に話を進めていかなければいけません。

そのようなときは、上手に用件の本題に誘導してみましょう。

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スムーズな会話には中断も必要

ビジネスの電話は時には雑談も大切です。

ですが、やはり、スムーズな用件の伝達が基本。

しかし、相手によっては話の内容がなかなか本題に入っていかない人もいます。

ビジネスの電話応対は「最後まで相手の話を聞くこと」がマナーですが、このような時にはあえて中断させる必要も出てきます。

中断すべき場面を見極めて

相手の話を中断させるには勇気がいります。

ですが、相手に「話させたい内容を話させるため」の中断であれば問題ありません。

では、相手がどのようなときに中断すれば良いのでしょうか?

■延々と状況の説明ばかりをして本題に入らないとき

■話がいろんな方向に飛び、テーマから外れていくとき

相手がこのような状況のときは勇気をもって中断し、そして誘導しましょう。

 

男(発言)

今回、承らせていただくご用件を改めて教えていただけますでしょうか?

 

女(発言)

ご用件をもう一度お伺いしてもよろしいでしょうか?

 

男(ふつう)

ご要望をもう一度、確認させていただいてもよろしいでしょうか?

 

このように、いったん中断させ、会話の内容を本題に誘導しましょう。

まとめ

相手の話を中断するには勇気がいります。

しかし、上手にこちら側が誘導することによって、自分でも何を話しているのかわからない状態になった相手を要点に戻してあげることができます。

不安な場合は、「申し訳ございませんが」、「恐れ入りますが」などのクッション言葉を使ってみましょう。

やわらかい印象になり、上手に誘導させることができます。