ビジネスメールでいきなり本文というのは良くありません。

相手に合わせて、必ず宛名を書き、そして挨拶を入れましょう。

スポンサーリンク



冒頭の宛名は大切

ビジネスメールの本文前の宛名はとても大切です。

宛名があることで、相手は自分あてのメールだと確認することができるからです。

もしも、宛名がなければ、間違いメールを送ってしまった場合、相手は気づかないまま読んでしまうことに。

そのようなミスを防ぐためにも、本文前には必ず宛名を書きましょう。
(※複数に送る場合は「各位」を使います)

ビジネスメールでは「様」が一般的な敬称ですが、役職がある場合は、役職名がそのまま敬称になります。

■社内

「松山総務部長」

■社外

「□□株式会社 総務部長 松山太郎様」

このように、役職がある場合でも社内と社外とで使い分けましょう。

挨拶で気持ちを伝える

ビジネスメールの本文前の挨拶は相手への感謝の意味があります。

日頃の取引や協力などに対して、その気持ちを伝えましょう。

■一般的

「いつもお世話になっております」

「この度はお世話になります」

 

 

■フォーマル

「いつも大変お世話になっております」

「日頃は格別のお引き立てをいただき、御礼申し上げます」

 

■久しぶりに連絡した場合

「お久しぶりです、山本です」

「大変ご無沙汰しております、山本です」

「以前、○○でお世話になった山本です」

 

■社内の場合

「お疲れ様です」

「営業部の山本です」

はじめての場合はとくに丁寧に

ビジネスメールの挨拶は名乗りを入れるのが一般的です。

とくに初めて送る場合は名前だけでなく社名や部署名もつけましょう

「初めてご連絡させていただきます。△△株式会社 営業部の山本次郎と申します」

「突然のメールで失礼いたします。△△株式会社 営業部の山本次郎と申します」

「□□会社田中様からご紹介いただきました△△会社 営業部の山本次郎と申します」

名乗りは相手に合わせて

名乗りは相手に合わせて使い分けてみましょう。

■親しい関係の名乗り

「山本です」

 

■ビジネスの一般的な名乗り

「△△株式会社 営業部の山本次郎です」

 

■社外向けの名乗り

「△△株式会社 営業部の山本次郎でございます」

 

■社外向けの初めての名乗り

「△△株式会社 営業部の山本次郎と申します」

まとめ

ビジネスメールの本文前の挨拶と名乗りは非常に大切です。

宛名を使い分けることによって、相手もこちらとの関係性をひと目で知ることができます。

しかし、だからこそ、上手に使い分けるようにしましょう。