メールを受け取った相手はまず「件名」に目を通します。

そこで、すぐに読むべきもの判断して優先的に開きます。

つまり、確実に読んでもらうには、相手にメールを開封させる「件名」にしなければいけません。

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ありがちな開封されない件名

件名とは、メールの内容がどのようなものか短い言葉であらわしたものです。

それなのに、もし件名が・・

「こんにちは」

「お元気でしょうか」

「いつもお世話になっております」

このような件名を見て、一日に何通ものメールを受け取る相手がすぐに開いてくれるでしょうか?

さらに、よく見かけるのが・・

「山本です」

このように名前だけの件名です。

どこからのメールかは送り主を見れば把握できますし、個人名がわかったとしても、何の内容なのかサッパリわかりません。

次によくありがちなのが漠然とした内容の件名です。

「ご報告です」

「ご相談」

これだけの情報では、なんの報告なのか、なんの相談なのか、内容がつかみきれません。

開封される件名の書き方

相手に開封される件名を書くために以下の3点をおさえましょう。

1.用件

「新年会」、「企画会議」、「新製品の発表会」など

2.いつ

「○月○日の」、「第○回の」、「明日の」

3.要望

「~お知らせ」、「打ち合わせ」、「~のご案内」

では、この3つのポイントをおさえて件名を組み立ててみましょう。

■「平成28年度新年会のお知らせ」

■「第3回企画会議の打ち合わせについて」

■「明日(3月10日)○○の新商品発表会のご案内」

このように、ひと目でどのような内容が書いてあるのか理解できる件名にしましょう。

内容がわかれば開封してもらえる確率がグッとあがります。

まとめ

「件名」は相手に読んでもらうかどうかを決めてもらう重要な要素です。

たとえば、雑誌を買うときも、表紙の見出しを見て、「読みたいな」と思うからこそ手にとって開きますよね。

それと同じ役割がメールの件名にもあります。

理想の件名は、メールの内容が具体的に把握でき、なおかつ、続きを確認したいと思わせる件名です。

そのためのコツですが、メールを書き上げてから件名をつけてみてください。

書き上げたメールを読み返せば、自分で内容を確認でき、具体的な件名がつけやすくなります。

メールは相手に開封してもらわねば意味がありません。

もちろん内容も大切ですが、まずは件名にもっとこだわってみるようにしましょう。