営業電話では「誰に話すのか」が大きなポイントになります。
効率良く、しかも最大限に成果を上げるためには「決定権を持つ人」と話すことでしょう。
そして、決定権を持つ人は、どの会社でも多忙なものです。
スポンサーリンク
決定権を持つ人を探す
営業は、たくさんの電話をかければ、「数撃ちゃ当たる」のことわざ通り、確率は上がるでしょう。
しかし、同時に多くの時間と労力が必要となります。
それよりも、まず、相手側の決定権を持つ人を探し、交渉することが、成果を出す近道です。
では、決定権を持っているのはどんな人物でしょうか?
基本的には、商談をする部署の役職が上の人となるでしょう。
※見極め方としては・・
ちょっと、難しい人がいまして~
と、相手がいえば、決定権を持つのは、その「難しい人」です。
○○課の人に反対されてしまいまして・・
と、相手がいえば、決定権を持つのは、その「○○課にいる人」です。
しかし、こうした情報を知るには普段から顧客との間を親密にし、できるだけ距離を縮めておくことが必要です。
決定権を持つ人をつかまえる
決定権を持つ人は、どの会社でも多忙ですから、なかなか話せる機会がもてません。
大きな会社になれば、直接電話に出てくれることもないでしょう。
そんな忙しい「決定権を持つ人」と話すにはどうすればよいでしょうか?
まずは相手の日課を把握することです。
そのためには、初めての電話で、いつごろならば会社にいるのかを確認しておきましょう。
確認をしないまま、空振りの電話を何度もしてしまうと、話す前から「しつこい印象」を与えてしまうので要注意です。
在社中を狙い、できるだけ少ない電話数で「決定権を持つ人」と話せることが理想です。
まとめ
このように、「決定権を持つ人」と話すことが営業のポイントです。
そのためにも、商談をする時は、相手の役職、何を担当しているのかをしっかり把握しておきましょう。
あやふやなまま必死に商談をしても、「決定権を持つ人」を間違えてしまえば、時間と労力のムダになってしまいます。